大学生のときに川根本町に来たのがきっかけで移住を決めたということですが。
その前に旅行で来たことがあるのですがその時のSLと茶畑が印象的だったのと、教授が川根本町と繋がりがあったということもあって、大学3年生のときに町づくりコンテストに応募するために夏休みを利用して2,3回来ました。
川根本町の印象はどうでしたか?
滞在中は教授が町の職員の方や地元の方を紹介してくれて、その方たちが色々なところに連れて行ってくれました。その時に民泊先でみんなで道にゴザを引いて見た流星群が印象深くて。
なので大学4年生のときの卒論の題材もここにしたんです。さっき言った町づくりコンテストのなんですけど、観光移住プランみたいな内容で。友達と3人でこれって自分たちで実践できるんじゃない?ってなって、それから2拠点生活みたいな感じの生活がスタートしました。レンタカーを1週間借りて、色々な短期の農業系のアルバイトなどをしながら月の3分の2ぐらいは川根本町に滞在しました。
学生の時のアルバイト先
松浦さんは狩猟免許を持っていると聞きました。
卒論テーマを探している中でジビエ料理を出す飲食店に行ったのですが、そこで猟師の方を紹介してもらいました。その人は自分で加工場も持っていて。猟以外の山の知識もすごくてついていきたいと思わせるような人。師匠と呼んでいます。
今は仕事の関係で猟になかなか行けなくなってしまいましたが、次の世代にちゃんとつなげていきたいなと思いますし、師匠の加工場も守っていきたい。今は兼業猟師でなければやっていけないので猟に関わる人の人口を増やしたいと思っています。狩猟に対して色々な意見があるのも知っていますが猟師という職業の意味とか大切さを生活の中で知りました。
最近農業の仕事をやめて地元の企業に就職したそうですがどんな仕事をしていますか?
地域にもう少し関わりたいという思いと3月に保護猫を飼い始めたのをきっかけに収入面のことも考え6月に今の会社に転職しました。資格をとらなきゃいけなかったり色々学ばなければいけないので大変ですが、スキルアップというか勉強は楽しい。仕事のなかで地域をまわることもしていて、私が住んでいる地域を担当にしてもらったおかげで地域の方と色々と話す機会ができました。それまでは他の集落に住んでいる移住者の人との関わりはあったのですが、自分が住んでいる集落とは地域の草刈りとかお祭り以外はあまり関わりがなかったんです。仕事で一軒ずつ家をまわることで地元の方とのつながりができました。
地元のお祭りでの舞
移住前と移住後の変化は何かありますか?
大学に入る前はアクティブな性格ではなくてどっちかというとネクラでした。大学では教授や友達との関わりしかなくて大学内での人間関係しかなかったんですがこっちへ来て移住者の方の関わっていくなかでいろんな生き方や考え方の話を聞いて楽しいなあって。本当に自給自足で暮らしている人がいるんだ、とか。
あとはネコが来てから彩あふれた生活になりました(笑)
わんぱく&甘えん坊な「御嬢(おじょう)」
今の松浦さんからは学生時代はインドアだったとは想像できないですね。
田舎にきてのびのび生活できていると思っています。集団行動が苦手だったので、自分で考えて行動できる田舎は私には合っていると思います。今会社に行ってしんどいと感じている人は田舎を体験してもらいたいなと思います。
移住を考えている方へのアドバイスは何かありますか?
田舎に憧れている方はよく足を運びギャップを埋めることですかね。私の場合は大学生の頃に自然と生活が始まったので、移住者の方からいいこともだめなことも聞いていたので特にギャップはありませんでしたが。あとはお金のこととか不安なことは意外となんとかなります!